先週までの10日間ぐらいだったでしょうか、暑かったー。猛暑。
冷房のないドイツではキツイ。店舗でも冷房が無いところとか普通にありますからね。家でも冷房どころか扇風機のない家庭もまだまだあると思います。もちろん、別に貧しいとかそういうことではなくて、必要じゃない、というか今まで必要じゃなかったけれど毎年毎年こう暑くなるんだったら買おうか、と言って買う人が出てきているようなここ数年ではないでしょうか。
そりゃ日本に比べたら可愛いもんです。毎日毎日うだるような暑さの日本、もう私は住めないんじゃないか、夏に一時帰国とか無理なんじゃないかと思ってしまいます。今年も梅雨明けは遅かったものの、相当暑いようですね、日本の皆さん、ホントお疲れ様です。
一応、30年近く日本で生きてきましたので、そんな暑い夏も経験しているわけで、やはりカラっとした夏が基本のドイツで育ってきた人、身近でいうと旦那とは暑さに対する知識や経験が違います。
例えば!
ちょっと暑さとは話がそれますが、冷たい飲み物に氷を入れない文化のドイツ。「氷」というものが生活に根付いていないと思います。スーパーの冷凍コーナーで氷を買ったら半年ぐらい持つって人もいるし(カクテルとか飲むときにたまに使うとか)、義理両親が生活で「氷」を扱っている姿は一度も見ることがありませんでした。
なのでもちろん冷蔵庫にも自動製氷機なんてものは付いておらず、私はこの夏はemsaの製氷機を買ったのでそれはもう毎日毎日フル回転で使っています。
この水を入れて凍らせるタイプの製氷機ですが、これ、人生で使ったことがない旦那は氷の取り出し方がわかりません。溶けてくればこれは底がシリコンなので押せば出てくるのですが、とりあえずこういうのって最初、ぎゅーっと斜めに絞るような感じで動かしますよね、その動きを知らない旦那。
冷凍庫から取り出していの一番に底のシリコンを押しているのですが、そりゃビクともしない。私が受け取って絞るように動かしたことにびっくりされて「何やってるの?折れるよ!」って言われましたから。
水って氷にすると体積が増えますよね、それも常識ではあるのですが、身近ではないのか「水は少な目に入れる」っていうことが自然と身についている私達に比べて、一度考えて「そっかー」となる旦那。
氷一つで生きてきた文化の違いを改めて認識します。
続きはまたー!
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