夏休みで休暇ハウスに滞在していた時に、テレビの宣伝で番組予告があり「Raus damit」という”ドイツのこんまり”と名乗るAnika Schwertfegerという女性が片づけをする番組の予告でした。
旦那が教えてくれて、おお、これは見てみたい！と思ったのですが、我が家は契約してないのでプライベートチャンネルが見れず、直後に公式サイトの見逃し配信でチェックしました。
チャンネルは「RTL」。ドイツにお住いの方ならわかるかもしれませんね、RTLというチャンネルの存在、というか立ち位置。ええ、期待はしてませんでしたよ、RTLっていう時点から。でも、ホントその期待してないという期待を裏切らない番組でしたよ・・・。
見た方いらっしゃいますかねえ。
ドイツのこんまりことAnikaさんが訪ねて行った家は、母と20代の息子が2人で暮らすアパート、母も息子もゲーマーです。家は荒れているという表現では追いつかない、カビが生え、埃だらけ、シンクの洗い物は山になり、洗濯物ももちろん山。使われていない家具とかが押し込められた部屋とかもあって、「汚部屋」というカテゴリーすらも超えそうな荒れっぷり。またその登場した母と息子のキャラが強烈。
こんまりっぽく仕分けしていくのですが、そもそも生活も仕事もやる気のない2人の住む家で、こんまりと同じように「洋服は立てて収納しましょう」って畳み方を教えるAnikaさん。
いやいや、そこ、違う。その2人に求めるレベル感が全く違う。埃とカビだらけの家で住む人に、「洋服は立てて！」って、よくこんまりさんがやる服の折り方を伝授するAnikaさん。座るのも厳しいほど太った息子も膝をそろえて床で折り方を学んでましたけど、ぜーーーーったいやるはずない。っていうかそれはしなくていいから、最低限清潔に過ごすことを伝授してくれーって見ていて思いましたけどね。
で、家を綺麗にして、次はそこの息子の変身を手伝うAnikaさん。ロン毛だった彼を美容室に連れて行き髪を切り、洋服屋さんで服を選び（XXXLみたいなお店で選ぶし、全くセンスも何もない・・・とりあえず不潔だったのが清潔にはなりました、という感じ）、そして仕事まで世話をします。
Anikaさんの世話により、面接を受けてコンピューター会社に雇われるのですが、結局本人のやる気が続かず即休み気味になり、その事実を知ったAnikaさんが再度家を訪ねたら片付けた家が荒れ果てていた、という展開。
ええ、もう典型的なRTLという番組ですよ。見た私がバカだった・・・と思ってしまうほど。途中からは真剣に見ていないのでちょっとあやふやな記憶もありますけど、もうホント、どこまでがやらせでどこまでが本当かわからない、あのRTLの感じ。
そういう極端なのじゃなくて、もっと普通のお片付け番組が見てみたい！そんなコメントをしたら旦那が「それをRTLに求めちゃだめだな」って。
でもこのAnikaさん、こんまりの公式ドイツ版？なのかHPを見るとこんまりさんとの写真とかも載ってます。
このAnikaさんが、まともな家でまともなお片付け、こんまりさんと全く同じ方法で進めていく動画を発見しました。こういうレベル感の番組がいいわー。
Aufräumen nach der KonMari Methode von Marie Kondo | Einfach genial | MDR
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