☆ロックダウン中の生活とメルケルさんへの愛♡

水曜日からロックダウンに入っています。なので外出はジョギング・散歩・スーパーのみ。

お店・カフェ・レストランなどが閉まっているので不要不急で外出することもなく理にかなっているというか、もう行くところもないよね、という感じ。

なので、日本の場合難しいですよね。不要不急は避けろとは言われるけれど、飲食店などは時短とかですよね、行っていいってこと！？ってなっちゃう。

我が家が困っていることとしては、娘が愛用しているお絵描きペンのインクが数本かすれていて、買い足してあげたいけれど・・・。Amazonとか宅配もあるけどこんな混んだ時期にねぇ、それこそ不要不急のオーダーでもあるのでとりあえず我慢。あと、洗剤を入れて使っているスプレーボトルが壊れた！これも我慢だな・・・。そう、こうやって別に生きていけるんだから、仕方ないなってな感じです。

先日のメルケル首相の演説、日本でも報道されているようですね、「魂の演説」などと呼ばれているようですが、ホント魂に来ましたよ・・・。外国人の私でさえ、あの演説に聞き入ってしまったし、伝わってきました。一方で日本の・・・なんて討論とか意見とかはする気はないのですが、だからと言ってドイツ人全員の魂に響いたのかと言われたらそれはよくわかりません。

私の場合、2007年にドイツに来てからずーっと首相がメルケルさんなんです。なので勝手に愛着もわいてるし（選挙権もないけれど・・・）、なんか母親世代だからなのか「政治家」という感じではなく、”みんなのお母さん”みたいな。「無理しないでー！でも頑張ってください！」っていつも思っちゃう。

あくまでも想像ですが、メルケルさん退任の時（来秋）、支持する政権がどうであれ、後任が誰であれ、きっとドイツ人はみんな心の底から「お疲れ様」って言うんじゃないかな、なんだかんだ言って強い経済を維持してきたし、みんなの”母親”として国を引率してくれたし。私、なんかもう泣いちゃうかも（笑）

そりゃ色々あるだろうし、特に移民・難民問題では批判の声も多かった。だけど、メルケルさんを見ると安心するんですよね。メルケルさんを悲しませてはいけない！とか思ってしまうんですよね。ドイツ人が同じように見ているとは思えませんが、私の勝手なる一方的な愛情（笑）

みんなルールを無視して遊びまくっているという状況でもないし、マスクを着けずにってのもちょっと違う。日本のように四六時中どこでもマスクをつける状況とは比べられないけれど、マスク必要と言われるところではちゃんとつけていると私は思います。学生とかは学校でどうなのかな、ちゃんと守ってるのかなぁ、その現状は知らないので何とも言えません。

先日から60歳以上の方へのマスクの無料配布が始まり、薬局が大行列になっています。高性能のマスクを1回3枚、何か月かに渡ってもらえるとか。

少なくとも私のお友達や同僚、周りにいる人たち、ご近所さんとか目にする人たちはちゃんと守っているように見えます。一方で、政府に対するデモもあります。闇で営業しているクラブとかもあるらしい（旦那の友達が行ってたよ・・・）、なのでみんなが「はーい、わかりましたー！」と従っているわけでは無いだろうけれど、表向きはもう従うしかないねーってな感じで、政府批判の話題が出るでもなく、淡々としている印象を私は受けています。

いつもはクリスマスの時期に会うゴッドファーザー夫妻も、リナーテおばさんもみんな今年は会えないわね、ってなりました。ルール上は会えます、でも会わないでおこうって決めました。こういう話をたくさん聞くのですが、それでも感染数も減らないし、死者数も900人を超えたりとすごい数字です。

でも、「病院の別途数がひっ迫してきている」というのを今回初めてニュースで聞いた気がします。それぐらい余裕があったのか、他の急ぎではない患者さんを後回しにしているのか詳しいことはわかりませんが、日本の感染者数や死者数における医療崩壊の報道と、ドイツのここに来て初めて医療の話が出るという差の違いに驚きます。

ロックダウン、今回は「ハードロックダウン」と呼ばれていますが、何が開いていて何がクローズしているのか、前回の経験があるので大体はわかりますが、今回は愛しのホームセンターやガーデンセンターもクローズ。

ここに営業可能な職種一覧がありますが、スーパー、青空マーケット、眼鏡屋さん、補聴器やさん、自動車・自転車修理、クリーニング・・・などなど書かれています。

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