今月、10年使ってきたパスポートの有効期限が切れます。
パスポートは一足先に10月に更新して新しくしたのですが、ドイツの滞在許可証の有効期限もパスポートと一緒になっているので、滞在許可証（カード）も同じように更新しなければなりません。
あーあ、外国人局行くのやだ・・・。もういい思い出ないし、きっと多くの日本人の方が外国人局に行くのが憂鬱なのではないかと・・・。特にフランクフルトとか、よく話を聞くので、うちはそれに比べたら田舎なのでずいぶんマシですけどね。
11月に日本に行ったので、ドイツに戻ったら滞在許可証の更新手続きをしよう！と考えていて、11月中旬に外国人局のWEBをチェックしました。コロナなので完全予約制になっている様子。
「無期限滞在許可（Unbefristet）の有効期限満了に伴う更新」という欄が無かったので必要書類などを別途メールで問い合わせたら、「パスポートと写真があれば大丈夫、オンライン予約をするように」とのことでした。
その時点で（11月中旬）、最短で取れたのが1月6日。約2か月後でした。
手続きはものすごーく簡単で、予約をしていたので必要な書類なども用意されていて、指紋を取って、写真を渡して終了でした。ものの3分ほどであっけなく終了。今まで嫌だった外国人局なのに、ものすごく簡単に終わりました。コロナが終わってもこの予約システムは続けてーーーー！（まっ、次に行くのは10年後だけど）
「4～6週間後にレターを送るので、それが届いたら滞在許可証が出来ているお知らせなので、また来てね、その時はアポイントは要らないからいつでもいいわよ、67ユーロ必要だからお金とパスポートを忘れずに！」とのことでした。
そこからちょうど4週間後、レターがやって来ました。
何だ？このスムーズ感。引き取りは予約は不要でそのまま外国人っ局に行ってすぐに引き取れました。あっという間でした。申請＆引き取りの2日間で外国人局にいた時間、あわせても5分程度かも。
実は今回の新しい滞在許可証がようやく正式なドイツの名前になりました。
10月に更新するまで使っていたパスポートは結婚前からの物で、結婚した時に顔写真のページを1枚めくったところにスタンプを押してそこに新しい名前が印字されているという状態でした。滞在許可証は顔写真のページの名前でしか発行できないため、結婚後に滞在許可証を更新したのですが、印字は旧姓（日本の苗字のみ）でした。
これが微妙に面倒で、すべての生活をドイツ苗字にしているのに、滞在許可書のみまだ旧姓なんですよね。なので銀行口座の名前とかも不一致なわけです。
本当はダメなんだろうけれど、私は毎日パスポートを携帯していません。本人確認のために身分証明証を出すような場所では滞在許可証を出して、でもそこにはドイツ名が無いから、合わせて免許証も出して「そこに書いているのは私の旧姓で、結婚したのでこれから新しくなるんです！」なんて10年近く適当な嘘（嘘と言うとなんか違うけれど）をつき続けてました。
ようやくこの度、パスポートの顔写真のページに正式にドイツの苗字が入ることになり、滞在許可証にもドイツ苗字がはいったのでやっとすべてが正しくなりました。
長かったなー。でも結婚した時はまだ日本のパスポートを更新したばかりだったので、名前を変える為だけにまた更新するのもバカらしく、なのでスタンプ対応にしましたした。
が！なんと、この「スタンプによる記載事項の訂正」は平成26年に廃止されたんだそうです！つまり今はみんなパスポートを更新しないといけないわけ！？？それはキツイ！結婚のタイミング、考えないと！
と思っていたら、こんな新しい制度があるようです。記載事項変更旅券ってのが申請できるみたいです。知らなかったー！
まあ、それでも6000円かかるのか・・・。スタンプがいくらだったかもう記憶にもありませんが、すごく安かったのは覚えています。スタンプ訂正だと、パスポートのICに情報が入らないためアメリカとか国によっては入国できないとか聞いていましたが、結局そういった国に行くこともなく、無事に有効期限を迎えた感じです。
とりあえず、怖いぐらいスムーズだった今回の外国人局。もう10年後も怖くない！
まとめますと、（場所にもよりますが）滞在許可証の有効期限が切れる3，4か月前には遅くとも動いておいた方が良いかもしれませんね。もし、滞在許可証の期限が切れても申請中であれば大丈夫という話も聞きましたが（でも外国に行くには何か制限があるのかも・・・）、有効期限内に更新するに越したことは無いですしね。
ふーーーーっ、任務終了！
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