ドイツの日常の中で、すごいなって思うことが「消防士」のこと。
多くの消防士が本業ではなくボランティアで地域の消防団みたいな感じで登録して活動していることは前から知ってはいたのですが、先日こんなチラシがポストに入っていました。
消防団への寄付を募るチラシなのですが、
うちの町の消防団は
・職業消防士ではありません
・自主的に参加しています
・みんな各自の職業があります
・356日24時間対応します
・17歳から60歳までなら誰でもなれます
ということが書かれています。
消防士って火事を消しに行くイメージがどうしてもありますが、彼らの出動のほぼ多くが、火事ではないということもHPに書かれていました。どこかに閉じ込められてしまって扉を開けたりすることとか、そういう出動がとても多いそうです。
先日、年明けにクリスマスツリーの回収が来ましたがこれもうちの町では消防団が担ってくれています。
なので、寄付をお願いしたい、1人15€寄付頂ければ!という内容のチラシでした。うちは毎年クリスマスツリーの回収の時に多めに寄付しているのですが、今年もそうしたよ!と旦那が言ってました。
うちの近くに消防台が10台以上停まっている、かなり本格的な消防署があるのですが、そこでも7人だけが専属の消防士で消防車の管理などをしているとのことで、それ以外は同じようにボランティアで登録された消防士が活動しているそうです。
ほんとすごいシステムだなと聞くたびに思いますが、こうやってみんなが町を守ってくれているなんて本当にありがたいことです。
そして「寄付」という文化というのかな、そういうことが日常に色々と根付いていると消防団以外でもよく感じます。ドイツならではなのでしょうか。
日本にいたころは何となく「寄付」というと貧しい国や人々、または震災などの災害からの復興などに寄付をするというイメージがついていますが、ドイツに来てからはそういう寄付だけじゃなくて、何かを運営することに対して寄付をするということがすごく日常に根付いているな、と感じます。
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