Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆ほぼ日常に戻ったドイツ生活と広がる日本とのギャップ

 

2週間のイースター休暇が明けて、日常が始まりましたが、私の周りでもこの春は日本に一時帰国した人がたくさんいるし、ドイツ人の知り合いや同僚もご近所さんも今までのイースターのようにいろんなところに旅行しています。

 

コロナの制限もほぼなくなったような感じで、まだスーパーとかにはマスクしている人もいるけれど、必須ではないのでマスク必須は電車やバスぐらいかな。

 

今年は移動遊園地とか大きなお祭りも開催されているし、ほぼ元に戻った感じが伝わってきます。

 

日本もこのGWは制限なしに行動できるとか報道されてますね。でもだからと言って海外旅行に行く人はどれぐらいいるのでしょうか。ハワイへのフライトが再開されるとかニュースでやってましたが、今は水際対策も緩和されたのでかなり自由に旅行をできるようにはなっていますが、「周りの目」を考えるとそんな今まだ海外なんて・・・っていう感じではないでしょうか。

 

最近、この日本とドイツ(欧州)の感覚のギャップみたいなのがすごく広がっている感じがします。マスクのこともしかりですが、旅行とかも、もうドイツにいたらなんか今は世界中に旅行できるような感覚ですし、アメリカに行った!ドバイに行った!ブラジルに行った!と色々聞きました。

 

行けないのは日本ぐらい?あとは一部のアジア、中国とかも厳しそうですね。

 

結局、日本はまだ事実上鎖国しているし(そりゃ色々緩和はされているけれどめちゃくちゃ遅い)、うちの旦那ですらビザを取らないと日本に行けない状態。この話はほんと周りのドイツ人に「うそでしょ?」って言われるけれど、嘘じゃないのー!って感じです。

 

先日、用があって総領事館に行ったのですが、ビザの申請の人も結構いました。なんかその日から新しい書類が必要になった?だとかで、また書類が増えたようなことを窓口の人が言ってました。

 

ちなみに今、うちの旦那(ドイツ人)が日本に入国するビザを申請しようとすると、サクッと調べてみたところ(正しいかは不明ですので、本当に申請する方は最新情報をお調べ下さいね)

 

・パスポート

申請書

・証明写真

滞在予定表

日本の親族からの身元保証書

・配偶者(私)の戸籍謄本

・銀行残高や給与明細による経済的な証明

 

という感じの様子。あえてURLつけたので、それぞれの書類のめんどくささもご覧ください(笑)。びっくりですよね、相変わらず。家族ですよ、家族。この春、ドイツ人の旦那さんを連れて帰ったお友達も結構いるけれど、これ、申請してみんな行ったのね。私は無理ー。

 

さらっと書いてあるけど戸籍謄本とかほんとみんな苦労してた。一時期郵便が止まってたから、とりあえずのコピーやPDFでの提出が認められたけど後日正式なものを改めて提出しなければいけないだのなんだの、っていうかそもそも戸籍謄本を取るって、日本の家族にお願いしなきゃだし、そこに戸籍がない人だっているはず。

 

そういや私も戸籍謄本が一時帰国した時に滞在する実家のある町ではないので、そこの市役所でサクッとは取れません。郵送で取り寄せもできるそうですが、その時調べたら

 

 

あー、読むだけで面倒・・・。結局郵送でも、海外からは無理じゃん。

 

以前、実家のある市役所の人に「戸籍、ここに移したほうが便利ですよね」とポロっと言ったら、「戸籍というものは便利とか不便とかで判断してはいけません、移せば移すだけ何かの時に取り寄せるのが大変だったりするから(除籍謄本って言うそうです)、安易に移さないほうがいいですよ」と言われました。

 

「戸籍」というものは大切だと思うし、廃止すべき!とか見直し!とかそういうことを思っているのではないのですが、戸籍がある場所でしか発行できないっていうシステムがもうそもそも現代社会の取り扱いではないですよね。

 

そういやNECがワクチン接種に顔認証をマスクをつけたままでも1秒で認証できるシステムを開発した!これにより接種券が不要に!っていうニュースを聞きましたが、なんかもう色々と突っ込みたくなる。そこじゃない感・・・・。

 

そんなに色々言うならお前がやってみろやー!って言われたら元も子もないですが、改善すべきところ、力を入れるところ、もっと色々あるような・・・。

 

余談ですが、娘の教科書を総領事館にお願いしたのですが、先日ようやく届いたので取りに来てください!というメールがありました。うちから総領事館はそんなに遠いわけではないけれど、電車代とかガソリン代、駐車代とか考えたら郵送してもらうほうがよっぽど安いという結論になり(5ユーロほどの切手が必要)、郵送をお願いしました。

 

今、ドイツポストでは切手もオンラインで購入出来て、PDFで発行されます。私はそのPDFの切手を総領事館にメール添付で送り(しかもそのPDF切手はうちの住所も印刷できるようになっているので、手間がめっちゃ省けるのです!)、そちらで印刷してもらえませんか?と聞いてみたのですが答えは「不可」でした。

 

私はそのPDFを印刷し、封筒に入れ、切手を貼って総領事館に送りました。

 

えーーっと、色々と時代と逆行していますね。SDGs?なんですかそれ?みたいな紙紙紙。こういうのっていつだれが現代社会に追いつくように動いてくれるんだろうか・・・。

 

もちろん「そんなことやったらパソコン使えないご高齢の方は・・」という話にもなってきます、それはわかる。だからそういう方は従来通りの方法でもよいのでは?と思うし、その柔軟性に対応できるのが日本な気がするんですよね。こういう対応って、ドイツなんて無理無理!こうと決めたらこうですから!「誰かいるでしょ、パソコンできる人!聞いてきて!」ってなりますよ。

 

 

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