娘、ドイツの小学校1年生の宗教の授業で出た課題。
今、娘は「家族」というものを学んでいます。最初は自分の家族の絵を描くところから始まりました。
そして昨日、宿題だったんだという内容を見せてもらったら(宿題は学童ですでに済ませてきた)
それぞれの絵の家族の形の説明が文章になっていて、その上に絵を貼っていく作業。娘は額縁の形から合うものを見つけて貼ったらしく、文章は1度聞いたけれどゆっくり理解はしていない様子。
いろんな家族の形がありますね、というのがその授業の目的なんだと思われます。
どういう家族があるかな?という感じで、この絵のようにいろんな家族が書かれていました。
Grossfamilie(大家族)
Pflegefamilie(養子かな?ちょっと訳が難しい)
Regenbogenfamilie(同性カップルの間の子)
Ein-Eltern-Familie(片親)
Patchworkfamilie(パッチワークファミリー)
Kinderlosefamilie(子どものいない家族)
Bilderbuchfamilie(絵にかいたような?家族)
Adoptivfamilie(孤児)
などです。
全てありえる家族の形態です。子ども目線で書かれているので、片親のケースでは「僕たちはママと住んでいます、週末パパのところに行きます」など書かれています。
Regenbogenfamilie、直訳すると「虹の家族」、虹=レインボーが象徴するからこう呼ばれているのかな、初めて知りました。「僕には2人のパパがいます」と書かれています。
実際にこういった家族が知り合いにはいないけれど、男性同士で結婚した友達の話によると、パートナーとして生活することも問題ないけれど、正式に結婚すると子供を養子として迎え入れることが出来るから結婚したんだ、みたいなことを言っていました。
うちの階下に住むお兄ちゃんは、よく彼氏が変わるのですが、今一緒に住んでいいる彼氏と共に連れ子(つまり前は女性と結婚していた)ということで、男性3人での生活をしています。
保護者のWhatsappグループでも「これ、まだ早くない?」とコメントしていた親もいましたが、私の意見としてはこういう家族の形があるというのは事実だし、同じクラスの子でもいるかもしれない。そういう時に、その子が特別だ、その子がおかしいとかそういう目線で見てほしくないし、色々あってそれでいいっていうことを理解してほしいから、一番身近な「家族」という単位でこの話を取り入れるということは正しいのではないかと思います。
これもまた一つの「時代」なんだろうな、と。
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