Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆観光庁が発行したガイドラインに物申す

 

6月10日から訪日観光客受け入れまーす!っていうニュース、目にされた方も多いかと思います。

 

それだけ見たら、また前のように観光客が来るかのようなイメージですよね。でも全然違いますよー。添乗員付きで、日本の旅行代理店が受け入れる団体で、まあそれはそれは色んなルールがありまして、そこまでしていったいどれほどの人が来るんだろう?とは思います。

 

そしてうちの旦那みたいに、家族だけど日本国籍の無い人は、相変わらずビザの申請が必要です。今回、婚約者とか事実婚とかそういった人たちもビザ申請の枠には入れてもらえるようになったそうですが、え、その程度?というのが正直なところ。

 

G7並みにする!とか言ったよね?言ってなかった??聞き間違い???

 

日本で到着した時に空港でやってるコロナの検査は(指定の国から到着の場合は)やめますね、って出たけど、そもそも到着した時に空港で検査してるほうがおかしいから!!!

 

色々言いたいことはありますが、今回は昨日発行された観光庁のこれについて。

 

www.mlit.go.jp

 

「外国人観光客の受け入れ対応に関するガイドライン」とやらが出ました。実に20ページ近くの書類です。⇒こちらで読めます

 

こんなレベルですよ・・・。わざわざこんなことを書くために、どこぞのエリートさんたちがこの資料を時間をかけて作ったの?

 

 

政府としては言いましたよ!言いましたからねー!ってことですよね。

 

 

結局、旅行業者、添乗員にその責任を押し付ける。やることやりましたから!ってな状態。

 

ドイツで実施していたように、マスクの有無が場所によって明確にルール化されていたらまだいいと思います「ここではマスクですよ!」とか指示通りに説明すればいいから。

 

でもマナーやモラルでマスクをつける日本で、ましてや最近は距離が保たれる場合はマスクはいらない、みたいなことも騒がれている昨今、添乗員さんにこれは荷が重い。

 

 

添乗員さん、きっとめっちゃ困ると思う。「基本的にはずーっとつけておいて!そうしないと、取ってもいいけれど、みんなから白い目で見られるから、取らないほうがいいよ!」と言うしかないですよね。でも「なんで?」って言われてもねえ、困りますよね。

 

海外からの団体がマスクを外していた日にゃ、袋叩きに合いそう・・・。

 

こんな20ページもの資料を作ってるぐらいなら、

 

「これから少しずつ海外からの旅行客を受け入れていきます。訪日観光客による経済の活性化も目指していきます。でも皆さん心配ですよね、なので、とりあえずは添乗員付きのツアーに限定しています。今は国ごとに状況やルールも違います、マスクのルールが撤廃された国も出てきています。ですので、もし町で観光客を見かけて、感染対策が不十分だと感じたら、添乗員さんに声をかけてくださいね。どうぞ暖かい気持ちで観光客をお迎えください」

 

ぐらいの一言が言えないものですかね!?

 

これを全部守るならいらっしゃい。別に来る必要ないけどね、来たいって言うなら来たら?って感じに見えてきます。

 

まるで観光客を「入れてやってる」って目線にしか見えません。まっ、観光客どころか私たちのように海外に住む日本人やその家族に対しても「Noとは言ってないんだよ、Noとはさ」っていう感じ。

 

感染防止のロゴなども出来たらしい。

 

これ、日本語と英語のニュアンス違いますよね?マストなの!?どうなの?ってなりそう。

 

 

そしてこんなにたくさんのイラストが出来上がったようですよ。せっかくなので載せます。しかも日本語までご丁寧に。日本語なんて5-7-5の句にまでしちゃって、そこまでする必要ある?一体どれほどのお金をこのデザイン作成につぎ込んだの?って思いたくなるようなもの。

 


一番最後の絵、食事の取り分けはダメってこと?ほんと?日本では今そんなルールあるの?

 

観光客にこれを求めるならば、日常の生活でもこれを全て守らないといけませんよね。でも実情は「とりあえずポスター作ったし、リーフレット作ったし、見えるところに貼っておいてね!」ってことですよね。そしてまた貼り紙が増えていく・・・。

 

なんかなー、なんだかなー、なんだかねえーーーーってなりますよね・・・。これでいいの?

 

水際対策の時も色々物申しましたけど、ほんと相変わらずですねえ。少なくともドイツで生活していると、コロナってロックダウンをしていたような一番対策が厳しかった時期を100としたら、今はもう5ぐらいな気がします。電車、病院などでのマスクとか程度。イベントもなんでも予定通り開催されています。

 

学校でのマスクとか検査とかもすべて撤廃されました。マスクをつけたいならつけてもいい、たまにつけてる人もいます。でも「ふーん」って感じです。誰も気にしてない。

 

新しい生活様式、とか、ニューノーマルとか、そういうのもほぼ無い。Back to Normalって感じがします。

 

あえて言うなら、DHLの宅配とかはサインレスで受け取れる、とかかな。もうこれはこのままいくのかも。

 

外国人局とかコロナで予約制になったのですが、そういうのも残ってるのかなー(次は10年後だけど)、そういう便利になったところは残っていてほしい。

 

とりあえず、まとめると、まだ外国人が気軽に日本に行けるような状態ではないですよーって話でした。

 

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