Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆車が故障して廃車に・・・

 

長いコロナの間、ずっと無かった旦那の出張。

 

そんな旦那が何年振りかの出張に出かけたのが月曜日。娘と「なにやるー!?」と解放感に浸っていた時に、出張先の旦那から連絡がありました。

 

朝から200kmほど先にある顧客とのミーティングに出かけた旦那。もうすぐ到着!という直前のアウトバーン(高速)で車が止まったらしい。

 

エラーを知らせるアラームが鳴り、同時にアクセルが入らなくなってそのまま車が停止したそう。路肩に寄せてADAC(JAFみたいなところ)に連絡して、1時間ほどで来てくれたらしく、車は走らないのでそのままレッカーされていきました。

 

運ばれた先で軽く見積もられた修理費が1万ユーロ超え(100万越え)、そう、事実上の廃車。

 

新古車のような感じで買ってから9年、18万キロ走行。

 

あと数年乗れたらいいねって話してたのですが、ここに来て予期せず故障です・・・。

 

とりあえずその日は、車はADACが運んでくれた先で保管となり、翌日仕事を終えた旦那は急遽レンタカーで戻ってきました。

 

まずは緊急停止しただけで旦那に怪我もなく、またお天気の良い昼間ということで路肩で待機しているときも寒くなかったし(安全上、車には乗ってはいけないので車外で待つ必要有)、夜暗ければ危なかった、また、「私が乗ってるときにこんな問題が起きなくてよかった・・・」という自己中な気持ちもありますが、とりあえず何事もなく良かったとは言えます。

 

はい、ここからが問題です。

 

我が家はさすがに車が無いと生活が難しい。もちろんバスなどでスーパーに行くことは可能ですが、娘の習い事も30分に1本のバスで何とか行ける。だけど車で5分だからこそ学校が終わってからも間に合うのであって、バスで行くのは可能だけど間に合わない。それ以外にも色々と車が無いと難しいケースが多々。

 

で、私はまず娘の習い事や、入れていた予定とかも含めてすべての先に一報を入れ、相乗りをお願いするかもしれない事、場合によってはキャンセルするかもしれない事を伝えました。そして、旦那が乗って戻ってきたレンタカーが翌朝まで使えるというので、水やトイレットペーパーとか重たいものや嵩張るものを買い出しに行き、翌朝もまた早く起きて買い出しに行き・・・とバッタバタ。

 

こういう細かいことって男は(男と言い切ってしまっていいのか!?)気づいてない。ただ「車が無いと不便だよねー」レベルの感想。本人が不便なのはあくまでも本人が使う部分においてのみ。それ以外の習い事だったり買い物だったりそういうことを全く考えてない。

 

で、レンタカーを返却してしまい、車の無い生活が始まりました。初日にしてバスが15分遅れて友達との約束にも間に合わず。

 

環境問題が、とか自動車利用を減らせ!とか言うのであれば、バスや電車の本数を増やして、最低限時間通りに動いてくれたら車が無くても生活できる人は出てくるはず。

 

我が家のような大都市でもない片田舎はカーシェアリングとかもなくて(フランクフルトなどの都市ならシェアできるシステムが充実してる)、一家に2台とか普通に車があって、我が家のように1台を駆使している家のほうが少ない気がします。

 

で、新しい車についてなのですが、旦那が勤務先でいわゆる「カンパニーカー」の申請ができるので(ドイツのカンパニーカーシステムについてはまたいつか時間のある時にでも)、急遽車を買うお金が必要!とはならないのでそれは助かったのですが、カンパニーカーも今はいらないね、と申請してなかったので新規となるとそうそう簡単には話が進まない。(人手不足、車不足・・・)

 

すぐにお願いして用意されるはずもなく、それでもまもなく返却されて来るめっちゃデカいメルセデスのSUV(私が運転できないわ!)かオープンカーかの2択なら、と。

 

今ここです。

 

はあぁぁぁ、いったいいつになったら車が手に入るのか。それまで毎日毎日綱渡りの生活。

 

でも本当にありがたいことに友達や娘の友達のママたちが「いつでも言ってよ!協力するから!」と言ってくれて、本当に助けられてます。

 

もちろんタクシーなどを使ってできることはするものの、車で5分もかからないが歩くとめっちゃ遠い田舎生活は、そのためだけにタクシーを呼ぶことも一苦労だし、呼ぶほどの距離では無かったりも。もしくはタクシーで行ったら往復で100€超えるじゃん!という距離のことも。

 

車が無いと生活できないわけではない、バスや歩いたりして何とかできる、だけど時間がめちゃくちゃかかる。

 

友達が「ほらあれ、今よく見る電動キックボード、あれ使ったら?」と言ってきたけど、あれもね、田舎にはないのよー!!!

 

ということで、一体いつも通りの生活がいつ戻って来るのかわかりません。

 

そしてなにより・・・、9年間乗ってきた車を予期せぬタイミングで手放すことになったこと。そして最後に「これが最後だね」っていう気分で運転も出来ず、お別れも言えなかったこと。

 

ドイツに来て、オートマ限定解除の教習所に通って免許を書き換えてやっと乗れるようになった初めてのマニュアル車。ドキドキしながらいろんなところに行ったこと。娘が生まれた時もこの車でした、初めて乗った日の事もはっきり覚えています。

 

そして何より事故なく私たちを守ってくれた車にお礼が言いたかった、ちゃんとお別れしたかった、それが叶わないことがまた悲しい。

 

記念に鍵だけ写真に撮りました。

 

 

今までありがとう!

 

 

✰⋆。:゚・*☽:゚暮らしにまつわるブログ✰⋆。:゚・*:゚✰

造り上げていく暮らし in ドイツ

 

✰⋆。:゚・*☽:゚Instaglam✰⋆。:゚・*:゚✰

miyabi_germany

 

 ✰⋆。:゚・*☽:゚ランキング☆⋆。:゚・*☽:゚

クリックで応援よろしくお願いします!
にほんブログ村 海外生活ブログへ