Living in Germany

ドイツ人と国際結婚。夫&娘とドイツ暮らしです。

 

 

 

 

☆保護者会、急遽私が参加することに・・・

 

新学年が始まりました。娘はドイツの学校で3年生になりました。

 

新学年が始まるとほどなくして開催されるElternabend(夜の保護者会)と呼ばれる親の集まり。担任の先生とそのクラスの親が集まって話す会です。

 

幼稚園や学童、そして小学校とも年に2回程度この手の集まりがありますが、

 

①父親参加率が高い

②夫婦参加も多い

③服装はいたって普段着

④語学学校を思い出す空気を読まない発言アリ

 

というのが定番かな。

 

うちは幼稚園までは私が全て対応し、小学校からは旦那に任せ、学童は私が参加するフォーメーション。

 

先日3年生の保護者会があり、旦那が行く予定だったのですが、遅い時間から始まったオンラインミーティングが終わらず急遽私が行くことに。

 

今年からクラスが変わった娘。

 

www.livingingermany.me

 

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そのため、親たちも初対面です。

 

同じクラスから6人一緒のクラスに入るものの、よく話す顔見知りの親は1人だけ。なんとなく気乗りしない集まりですが、仕方ない・・・行くしかない。

 

まずびっくりしたのが、同じクラスから6人異動してきたはずなのに、そのうちの1人が頑なにクラス異動を拒否し、それが認められ元のクラスに残留したこと。

 

それを受け入れる学校もすごいし、それを主張する親もすごい。どんだけクラス替えに抵抗してるん??と半ばあきれる。

 

新しいお友達が出来て、また子供の視野も経験も広がるのにね。私はそう思ってます。

 

生徒18人中16名の親が参加。余談ですがその参加していない1人は同じクラスだった子。先日渡した娘の誕生日会の返事もありません。そういう親なのかねえ。

 

顔見知りのママが来ていて、というかそこはいつも夫婦参加なのでご夫婦で来ていて、隣の席だったのもあり心強い。彼女はたまにこのブログにも登場する隣町の小学校の校長先生。なので強いのだー。そこの娘も強くって、うちの娘は仲はいいけれどちょっとその強さに疲れている感あり(笑)

 

先生は1年生の時の算数の先生だったので顔見知り、自身も3人の子どもを育てるお母さんです。私よりすこーし年上かなという感じの先生。

 

他のクラスも同じ夜に保護者会があり、前のクラスで一緒だった子のママとすれ違い「どう?大丈夫そう?」とか声をかけてもらえ、親の私だってクラスが変わったことでこうやって「違うクラスで顔見知りのママ」が出来たってことは心強い。これからまた多くの親と知り合うことになるし。

 

さて、そんな保護者会は、やはりクラス異動というメンバーに選ばれたからなのかはわからないけれど比較的おとなしめの親たちが集まり、先生の話もじっくり聞く皆さん。

 

ウクライナから避難してきた家族が3組。みんなドイツに来て1年半だそう。言葉の面で不安だからとドイツ語が達者なお友達が通訳としてついてきていました。子どもたちも1年半、インテンシブでドイツ語と授業を頑張ってこの3年生から一般のクラスに入って来たそう。娘曰く、話していることは理解してる、まだ全ての言葉がわかるわけではなさそうだけど、問題なく一緒に遊んでるよ!と。

 

そういう子たちのことは気にかけてあげてね、と今までも学童でもウクライナの子たちがいたので同じようなことを伝えてはいましたが、同じクラスになったらなおさら手伝ってあげてね!と伝えています。

 

また、親がドイツ語を話せないということで大きなお兄ちゃんが参加している子もいたり、その辺はいつも通りの風景です。

 

登校3日目にしてクラスが新しいということでソーシャルワーカー(?名前が今一つ不明ですが外部の方)と一緒に行く遠足が組み込まれ、森でみんなで迷路をつくる、みたいな課題をやってきたらしいのですが、先生からは元のクラス関係なくみんなが仲良く交わっているのを感じています、とのこと。多くは学童とかで顔見知りだったりするので問題なかった様子。

 

こういうところで異動クラスというのはちょっと様子を見るような感じで組み込まれている授業や体験が今後もあるのかなあ・・・。

 

うちは同じクラスから女子3人、男子3人(うち1人は異動拒否)だったのですが、ある女の子は同じクラスから1人だけで後は男の子、という子もいて、その子は夏休みの間新しいクラスで友達がいない、、、とナーバスになり、あまり寝れなかったそうです。かなり精神的に滅入ってたと、「でも登校初日から楽しかった!と返ってきたので安心です」と親が報告していました。それ以外にも同じように心配していた子たちがいたようです。

 

うちの娘はお友達も一緒だし先生も知ってるしで楽しみにしていた感はありました。

 

2年生までは男の先生だったこともあってか、教室が殺風景というかあまり整理整頓もされておらず、というイメージの教室だったのですが、今回の教室はとてもきれいで飾り付けもしてあったりで、可愛らしい。それに気づいた親が多く、先生が「新しいクラスに来るということは子供も不安だと思うの、だから少しでも楽しんでもらいたくて可愛くしました♪」と。こういう気づかいって嬉しいですよね、親も子も。

 

この先生、どの親からも人気があって、娘も1年生の時に大好きだった先生。何よりも話しやすいのと話が分かりやすい。2年間見てくれた先生は私も娘も大好きだったのですが、いかんせん話し方(言葉の使い方)が分かりにくい。メールとかも読んでも???となったことが多々ありました。旦那ですら、何が言いたいのかなあ…と言っていたので、そういう話し方や書き方をするタイプなのかな。

 

新しい先生は自身の子育ての経験から「ノートの購入とか、意外と大変ですよね」と、基本的には先生が購入してお金を集めるスタイルにするそう。そうなの!地味に面倒なのよー!指定のノートが手に入るのは街で2軒ぐらいしかなかったりで、買い物に組み込まなきゃだし。ありがたいシステム!

 

宿題に関しては「基本的には学童でやるから家でやる機会は少ないかもしれないけれど、やりたがらなかったり、やる気がなくて45分以上取り組んでも全く終わる気配がないなど、そういったことがあったら、無理に取り組ませずそのままでいいので何があったのか私に教えてください」と。「家の中で揉めて親と喧嘩したりするほうがお互いにとってよくないので、そういう時は私から話しますから!」と。流石先生!よくわかってる!

 

そういった一連の説明が終わって、保護者会のメインイベントElternbeirat(保護者役員)を2名選出しなければなりません。2年ごとなのでここで選ばれたら残りの2年(ドイツの小学校は4年間です)の任期です。

 

これねー、無理。出来ないよ!という感じですし、基本ドイツ人の方が・・・と私は思ってます。親と先生の間に入るような立場だし。たいてい立候補者がいます。今までこの選出で困った場面に出くわしたことはありません。今回も2名のママが即「2人でやりますよー」と名乗り出てくれました。

 

一応、立候補はあってもみんなの投票が必要なので、保護者の中から選挙管理委員と書記が選ばれ(これもみんなすぐ立候補する)、先生抜きで親の中で進行し、投票して話し合います。今回はみんな「いいよねー」と挙手で全員一致で選出しました。

 

隣に座っていた校長ママも「これは早いわ!」と言っていたので、先生経験のある彼女ですら、話が早い!と言ってました。

 

その保護者役員を選ぶときに、「皆さんが誰の保護者なのかもわからずに選べませんよねー、ってことで自己紹介の時間にしましょ」と先生が言い出し、1番端っこに座っていた私(子どもの席に座らされる)に「お願いします」と言われ、トップバッターかよ・・・。

 

でもまあ長くなったドイツ生活、もうこの手のものはそんなに困ることもなく、名前、誰の親か、そして私はあえてその場で「私は日本人です」ってこと、旦那はドイツ人で娘を2か国語で育てていることなどを話しました。

 

隣の校長ママが次の番で「彼女の娘さんとは幼稚園の時から一緒なんです、彼女の娘を見ていると生まれてから2か国語で育つということが羨ましいーって思っているの!うちは100%ドイツ人の家族です(笑)」と言ってくれました。

 

そういう始まりになったからなのか、みんなどこの国から来た、みたいな話になり半分以上外国人。まあ名前からもわかってたけれど、アフガニスタンやトルコなどが多かったです。

 

そして皆さん子だくさん(笑)。一人っ子は多分うちだけですが2人ってのすら1家族??っていうほど、みんな3人か4人きょうだい。少子化どこやねーーん!って感じ。

 

先生が3人子供がいることもあり、「先生の1番上の息子さんととうちの上の子が同じクラスでー」とかそういう話も。先生も近くに住んでいてよく犬の散歩をしているのでばったり会うことも。学校の先生も学童の先生も、別に遠くに住むという感じではなく、同じ町に住んでいる人も多い。田舎だからなのかな。

 

保護者会は2時間半ほどで終わりました。ふーーっ、疲れた。

 

戻ったら旦那が「こういうのは母親が行ったほうが、親の交流というところではいいんじゃないの?」と。まあね、それは思う。旦那は別にほかの人と積極的に交流するタイプでもないし。旦那に行ってもらってる理由は、勉強とか進学の事とかドイツの教育背景の無い私はわからないことが多いから、旦那のほうがわかるだろうという理由ですが、子供の名前とか親の感じとかそういうのは結局私のほうがよく知ってるし、交流もある。

 

はじまったばかりのクラスだけど、大体の名前と性別は娘から聞いたりしてわかってきたし。旦那はその点ゼロ。興味ないのかねえ。幼稚園の時も、1&2年生の時も全員の名前と顔を覚えたのは私だけ。

 

「新しいクラスだから一度みんなで親も子も集まりましょうよ」と先生が言い出した。ということで、近々クラスの集まりがどこかで開催されるようです。こういうの苦手だわー。まあ仕方なし!

 

 

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